イギリスに着いて5日目、実質の観光4日目の朝です。天気は良さそうです。今日の予定は、午前中は、湖水地方と並んで美しい風景が人気の「コッツウォルズ地方」を観光します。その後、ミステリーに包まれた巨石遺跡群「ストーンヘンジ」を経て、旅の最終目的地ロンドンへと向かいます。今日も盛りだくさんです。
まずは、コッツウォルズを代表する「バイブリー」へ。清らかな小川が流れ、昔から変わらない石造りの家並が魅力の村です。イギリスの詩人で芸術家でもあり思想家でもあったウィリアム・モリスが住みつき「イギリスで最も美しい村」と称賛したことで知られています。
ホテルを出発して1時間ほどでバイブリーに着きました。バスを降りると目の前にカフェ兼お土産店がありました。「バイブリー・トラウトファーム」と言って、イギリスで最も古いマスの養殖場のチケット販売所にもなっていました。
トラウトファームに隣接して昔の水車小屋がありました。水の村バイブリーを物語る古い写真や資料を展示する博物館でしたが、現在は休館中とのことでした。
一休みしていよいよバイブリーの見学です。正面に見えるのはスワン・ホテルです。
外観はツタに覆われています。周辺には白鳥がいることから名付けられたそうです。景観によくマッチしていてきれです。
近くを流れる川はコルン川。テムズ川の支流だそうです。
カモが楽しそうに遊んでいます。コルン川は、水鳥の保護区になっているそうですが、残念ながら白鳥はどこかにお出かけのようでした。
中央奥にマスの養殖場があるみたいです。
石造りの建物は緑に包まれてきれいでした
川沿いを進むと、左手に石造りの建物が見えてきました。
緑と花であふれる庭がきれいです。現在も人が暮らしているとのことです。
緑の芝生とのコントラスト素晴らしいです。
さらに進むと郵便局やウィリアム・モリスの名前の付いたカフェや土産物店が入った建物がありました。
通りの右手、川を挟んだ向こう側に、バイブリー観光のハイライト「アーリントン・ロウ」が見えてきました。
14世紀に建てられた石造りの住宅がほぼ完璧に保たれた一角です。700年以上もの時を経た今も、造られた当時と変わらない姿で保存されています。
期待が高まります。少し足早にコルン川に架かる橋を渡って、アーリントン・ロウへと入って行きます。