街のシンボル「エロスの像」がありました

ロンドンきっての繁華街「ピカデリー・サーカス」にやって来ました。地下鉄ピカデリー・サーカス駅から階段を上って地上に出ました。人だかりがしています。

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近寄ってみました。車窓観光で目に留まっていたのですが「シャフツベリー記念噴水」というモニュメントでした。数多くの慈善事業を行い、博愛主義者として愛されたシャフツベリー伯を記念して1893年に建てられたものです。

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その噴水を取り囲むように階段が設けられていて、たくさんの人が腰を掛けています。待ち合わせの定番スポットであり、ショッピング途中の休憩の場にもなっているようです

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噴水の上部にあるのは「エロスの像」です。エロスとは、キリスト教的慈愛を表す天使ということのようです。建設された当時は、裸の像に賛否両論があったそうですが、今では多くの人に愛される街のシンボルになっています。

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広場周りではひっきりなしにバスや車が走っていました

エロスの像の周りは、いくつもの大きな通りが合流しています。サーカスとは、ラテン語で「複数の道が交わるところにある円形の広場」という意味らしいです。

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広場の周りのいくつかの通りから、ひっきりなしにバスや車が走ってきます。

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噴水の前では、いつも何かしら弾き語りやら即興バンドの演奏などが行われているそうですが、この日は若者がダンスのパフォーマンスで人々の関心を引いていました。

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日没が近づくとますます人並みが多くなりました


エロスの像の後ろの建物は、「リプリーズ・ビリーブ・イット・オア・ノット」という博物館です。探検家で漫画家でもあるロバート・リプリーが世界中を旅行しながら集めた500を超える摩訶不思議な (変な) グッズが展示されているそうです。例えば、マッチ棒でできたタワーブリッジや、100万個のスワロフスキー (クリスタルビーズの最高峰) で覆われたミニ・クーパー等々。何だか楽しそうですね。

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博物館のすぐ左側の建物には、かつては日本の家電メーカーのネオンサインが輝いていました。テレビや雑誌などでロンドンの街中のイメージとしてよく映し出されていたのですが、今は別会社の広告が。世界の中での日本企業の厳しい現実を見たようで、ちょっぴり寂しかったです。

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エロスの像のある階段を上ってみました。正面に地下鉄の駅が見えますが、この通りは歩行者天国のような感じです。

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日没が近づくにつれ、ナイトライフを楽しみに行くのでしょうか。ますます人並みが増えてきたように感じます。

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