神紋が我が家の紋と同じ「立葵」にびっくり

3泊4日関東の旅、2日目です。昨日は東京有明のSMALL WORLDS TOKYOを見て埼玉県越谷市に移動してきました。今日から2日間、越谷市を観光します。最初は、越谷の総鎮守「久伊豆神社」です。駐車場で車を降りると、すぐ前にきれいな白壁がありました。青空、紅葉とのコントラストがきれいです。

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よく見ると瓦の円形の部分に「立葵」(タチアオイ) の紋が入っています。びっくりしました。我が家の紋と同じです。初めて来たのですが、なんだか急に親しみが湧いてきました。

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久伊豆神社の参道です。紅葉の見ごろは少し過ぎているとはいえ、まだまだきれいです。

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立派な鳥居をくぐって、さらに拝殿 (社殿) の方へと進みます。七五三で来られた方も多いようで、それに合わせて露店もたくさん出ていました。

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徳川将軍家代々の信仰が篤かった

拝殿が見えて来ました。御祈祷待ちの家族連れが、記念写真を撮っています。久伊豆神社は、縁結び、商売繁盛、五穀豊穣といったご利益があるそうですが、神社名が「くいず」と読めることから、クイズ大会などに参加する人の参拝も多いとか。

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創建年代は不詳とのことですが、平安時代にはすでに神社があったと伝えられています。

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江戸時代には徳川将軍家代々の信仰が篤かったらしく、二代将軍秀忠、三代将軍家光も鷹狩に際して参拝、休憩したそうです。

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すぐ近くに徳川将軍家の鷹御殿もあったことから、葵紋の使用が許されたとのことでした。立葵の神紋が光り輝いています。

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「力石」など境内は見どころがいっぱい

参拝した後、境内を回ってみました。拝殿のすぐ横、灯籠の向こうに大きな石がありました。「三ノ宮卯之助銘の力石」です。力石とは、力仕事を人力に頼らざるを得なかった時代に、力比べをしたり、体力を鍛えたりするために用いた石のことらしいです。初耳です。

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三ノ宮卯之助は、江戸時代後期に、現在の越谷市で生まれ、力石や米俵などの重量物を持ち上げる興行を行いながら全国各地を回り、日本一の力持ちと言われた人物です。24歳の時に五十貫目 (190キロ) の力石を持ち上げたそうです。

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「藤棚」です。樹齢200年の古木です。埼玉県の天然記念物に指定されています。5月の見頃の時期には「藤まつり」も開催され、多くの参拝客で賑わうそうです。観てみたいものです。

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藤棚の向こうに見えるのは「神池」です。風がほとんどなく水面も穏やかで、紅葉など周りの景色がきれいに映っています。

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「神紋」「寺紋」についても研究してみたい

「越谷吾山句碑」です。越谷市出身で、江戸時代の俳人・国学者です。碑には「出る日の 旅のころや はつかすみ」と刻まれています。吾山が江戸に旅立つ時に詠んだ句です。

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巨大な石灯籠がありました。高さは軽く3メートルを超えています。地震の時とかは倒れないかとちょっと心配ではありますが。。。

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「木遣り歌碑」です。越谷の木遣り (きやり) は、祭礼の練り歌、山車の曳き歌などとして伝えられてきたそうですが、その木遣りを保存・継承するために越谷市木遣保存会が建てたものです。

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「祖霊社」です。神社に縁のある方々の先祖を御祭神として祀っているのだそうです。

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この日は天気も良くて、見頃を過ぎているとはいえ紅葉も楽しむことができました。
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何より神紋が我が家と同じ立葵ということを知って、ビックリしました。これまで神紋ということなど気にしたことがなかったのですが、今後神社を参拝するときには気を付けて観てみたいと思います。帰宅後知ったのですが、長野の善光寺の寺紋も立葵ということでした。研究材料がまた一つ増えました。

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創作懐石料理に舌鼓

久伊豆神社に参拝後、少し遅めの昼食を取ることに。行った先のお店は、湯葉と豆腐という日本伝統の食材をベースに、四季折々の旬の素材を組み合わせた料理が楽しめる創作懐石料理のお店です。

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次々と料理が運ばれてきます。嶺岡豆腐、湯葉煮、茶わん蒸し、お造り、名物のとうふシューマイ等々。

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さらに、豆腐の鍋物、生麩 (なまふ) 田楽、湯葉揚げ、湯葉グラタン、湯葉吸い物等々。

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締めはデザートです。ビールや焼酎のお湯割りをいただきながら、ゆっくりと味わいました。大満足です。
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