サッポロビール博物館を見学後、JR札幌駅に帰って来ました。5時過ぎというのにすっかり暗くなっていました。
平成15年 (2003年) に駅周辺の再開発事業で駅ビル「JRタワー」が誕生し、今や一大ショッピングソーンになっています。地元では「サツエキ」の愛称で親しまれているそうです。壁面の一部がガラス張りになっていて華やかです。
これから夜の札幌の散策に出かけるのですが、その前に腹ごしらえ。発祥の地であり、札幌のソウルフードとしても定着しているスープカレーを楽しむことにしました。
具材がゴロゴロ、美味しそう。スープはサラサラで、スパイスがよく効いていて、大満足でした。
デザートもほどよい甘さで、美味でした。
夜の札幌、街歩きのスタートです。まずは「すすきの」へ。新宿の歌舞伎町、福岡の中州と並んで「日本の三大歓楽街」として有名です。お馴染みの光景です。
路面電車が走っています。大正7年 (1918年) に札幌電気軌道として開業。その後市営化され、市民の足としてすっかり定着しているとのことです。
最盛期には総延長25キロ余りの路線でしたが、利用客の減少や地下鉄の建設などにより9キロに減少。現在は、市の西側エリアを循環運転しているそうです。
一周45分で札幌の街の雰囲気を感じるにはもってこい。路面電車 (トラム) 大好き人間としては残念ですが、今回は時間の関係で乗車できませんでした。次回は必ず。ちなみに海外のトラムはこちらから。(5回シリーズです。)
路面電車は、北海道では札幌と函館でのみ運行されています。冬場には、除雪用のササラ電車が走ります。線路の雪を飛ばすための竹製のほうきが付いた車両で、札幌の風物詩としてテレビでもよく見掛けます。こちらもいつか見てみたいものです。
すすきのから大通公園にやって来ました。ライトアップされて昼間とは違った雰囲気がステキです。
こちらのビルでは、外壁に現在の気温が表示されています。北海道らしいですね。初めて見ました。昨夜遅く札幌に着いた時は気温2度ほどでしたが、夕方だからでしょうか12度。風もなく寒さは感じませんでした。
噴水もライトアップされてきれいです。
テレビ塔のネオンも時々刻々変わっていきます。
テレビ塔に一番近い通りにやって来ました。ここから左方向、札幌時計台に行くことにしました。
大通公園から10分足らず。札幌時計台にやって来ました。
さすがに観光客もほとんおらず、昼間のような賑わいはありません。
ライトアップされていて、建物の白さがひと際映えます。
時計塔の灯りも落ち着いた色合いで、いい雰囲気を醸し出しています。
ビルの谷間に映える、純白の美しい北国札幌の象徴的存在の札幌時計台。その美しさに魅了されました。羊ケ丘展望台から始まった札幌市内観光の長い一日、満足感いっぱいで宿泊ホテルに帰りました。