2009年02月

ベネチア観光

2008.12.28
第8章
ベネチア観光

イタリアでの2日目の夜が明けた。
どんよりと曇っている。雨の心配はなさそうだ。
今日の予定は,まずベネチア観光。その後,フィレンツェに向かう。

ベネチアは,世界的に知られた水の都だが,
12月初めに高潮で旧市街全域が冠水したニュースが日本でも流れた。
冬場によく起こる現象らしく,今回は1986年以来,最高の156㌢にも達したという。

多くの商店やレストランが閉まり,水上バスも運休。
旅行者はホテルに閉じ込められたそうだ。
どうやら今は問題ないらしい。まずは一安心だ。(^^)/

島の手前でバスを降りる。風が強く,冷たい。
水上バスで本島に向かう。窓に波しぶきがかかり,外の景色はよくは見えない。
20分ほどで本島に上陸した。
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ベネチアは,120以上の小さな島が集まってできている。
この島々の間を走る運河は170以上,運河に架かる橋の数は400にものぼるという。
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最初に名物のゴンドラ遊覧を楽しむ予定だったが,強風のため波のうねりが高い。
1隻に6人ぐらいしか乗れない小さな舟なので,さすがにしばらく待機だ。(^^;

乗り場のはるか向こうに美しい教会が見える。^^
サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会というそうだ。
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海岸通りにはホテルがずらっと並んでいる。高級ホテルらしい。
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机のようなものがたくさん置かれている。
高潮のときに,これを並べて観光客用の通路として利用するという。
う~ん,ちょっと怖い気もする。
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本日のお食事 (12/27)

第7章
本日のお食事 (12/27)

イタリア滞在中の毎日の食事を「本日のお食事」としてご紹介します。

決して豪華なものは登場しません。
エコノミーなツアーであれば,「こんなものが食べられますよ」といった程度です。
あくまでご参考までに,ということで。^^

【朝食】
このツアーでは,コンチネンタルではなく,ずっとアメリカンビュッフェでした。
ハム,チーズ,クロワッサン。。。どのホテルも美味しかったです。^^
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【昼食】
ミラノ風カツレツ。
カツといっても揚げるのではなく,
仔牛の肉を多めの油で焼いたといったイメージです。
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【夕食】
白身魚のフライ。
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ミラノの路面電車

第6章
ミラノの路面電車

路面電車が走る街が大好きだ。^^
日本でも昔は多くの都市で路面電車が走っていたが,
車に駆逐され,線路が撤去されていった歴史がある。

ヨーロッパでも,日本と同じように路面電車が廃止されていった時代があった。
しかし最近になって,路面電車のよさが見直され始めている。

車による公害や渋滞から街を再生させるため,
低騒音,超低床の新型車両の開発も進められている。(^^

ミラノでは,市内をたくさんの電車が走っていた。
路線も相当多いように感じた。町並みに良く映えている。(^^/
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イメージ 6 昔はこの通りにも電車が走っていたようだが,残念ながら廃止されている。日本でも各地で新型車両の導入が進んでいるが,新たな路線も増えてほしいものだ。

車窓から見るミラノの街は美しい。
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スフォルツェスコ城をちょっと見して,ミラノの観光を終了。
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次の観光地ベネチアに向かう。ホテルに着いたのは夕方の6時過ぎだった。
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ドゥオモ

第5章
ドゥオモ

アーケードを抜けると右手に大きな広場。左手に巨大な「ドゥオモ」が見える。
イタリア最大のゴシック建築で,ミラノのシンボルだ。(^^)

完成までに500年以上もの歳月をかけて建設されたという。何とも気の長い話だ。
修復が終わったばかりのようで,白い大理石のファサードが眩しい。^^/
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青空に向かって135本の尖塔が伸び,それぞれの天辺には聖人が立っている。
中央の最も高い尖塔には,金色のマリア像が輝いている。(^^
昔は,このマリア像より高い位置に建物を建ててはいけないとされていたそうだ。
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大聖堂の中に入ってみた。重厚な柱やアーチが,荘厳さを感じる。
ステンドグラスからは明るい日が差し込み,神秘的な雰囲気が漂っている。
一番古いステンドグラスは,600年も前のものらしい。(^^)/
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広場の中央付近には,
アーケードの名前にもなったビットリオ・エマヌエーレ2世の像が建っていた。
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ビットリオ・エマヌエーレ2世アーケード

第4章
ビットリオ・エマヌエーレ2世アーケード

ミラノは,中世の香りを残す魅力的な街であるが,
イタリアの経済と商業の中心地であり,
パリと並ぶ世界のファッション情報の発信地としても注目されている。

スカラ座の前でバスを降りる。
スカラ座は意外と地味だ。観光客も見逃してしまうらしい。
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銅像が建っている。レオナルド・ダ・ヴィンチだ。
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少し進むと「ビットリオ・エマヌエーレ2世アーケード」に入っていく。^^
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19世紀中ごろに完成した世界最古のアーケードだ。東西100㍍,南北200㍍。
歴史あるカフェやレストラン,高級ブランドショップなどが並ぶ。
床はモザイクと大理石が使われており優雅な雰囲気を醸し出している。
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天井を見上げる。鉄枠にガラスがはめ込まれ,やわらかな日が差し込んでくる。
アーケード中央の十字路はドームになっていて,四隅には絵が描かれている。(^^
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通りには,お洒落な人が多い。ファッション雑誌から抜け出したようだ。
途中,人だかりがしているので覗いてみた。
床の絵に踵をつけて,願いを込めながら回転すると,願いが叶うらしい。(^^)
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順番を待って,くるくると3回転。思わず「ワン」と言いそうになった。(笑)
後から聞くと,ホントは1回転でよいそうだ。
願いが3倍叶うことを期待しているのだが。。。(^^)v

tamamimさんとCessaさんのコメントにお答えして,写真を2枚追加しました。
大きな顔がひっくり返っていて,さすがイタリア,芸術的だ。(?)
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通りの雰囲気によく溶け込んでいて,お洒落だ。^^/
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サンタマリア・デッレ・グラツィエ教会

2008.12.27
第3章
サンタマリア・デッレ・グラツィエ教会

いよいよイタリア周遊の旅が始まる。
今日の予定は,昼過ぎまでミラノ市内を観光。その後ベネチアに向かう。

まずは朝食。レストランに向かう通路から朝日が昇ってくるのが見えた。
天気は良さそうだ。数日前に積もった雪がうっすらと残っている。
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最初の観光は,サンタマリア・デッレ・グラツィエ教会だ。
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ルネッサンス期最大の美しい建築物と言われている。
入り口には「世界遺産」のプレートが誇らしげにかかっている。^^
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教会に入ってみた。荘厳な雰囲気が漂っている。^^/
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実は,この教会の最大の見どころは,
レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作「最後の晩餐」だ。

イメージ 8 見学は完全予約制で,旅行会社が予約を入れても,なかなか取れない。
プラチナチケットらしい。1回の見学者は20人。時間は15分。2組に分かれて見学する。(^^

「最後の晩餐」は,教会付属のドメニコ修道院の食堂の壁に描かれているのだが,
そこまでの通路は警戒が厳重だ。2重ドアになっていて,
全員が一つの部屋に入らないと,次のドアが開かない。頭上には監視カメラがある。

やがて目の前に「最後の晩餐」が現れる。「お~」とため息が漏れる。(^^)/
縦4.2㍍,横9.1㍍。ダ・ヴィンチによる唯一の壁画らしい。
近年損傷が激しくなり,20年間にもわたって大規模な修復がなされたという。

「汝らのひとり,我を売らん」と予言したキリスト。
動揺する十二使徒たちの一瞬の光景がフレスコ画として残されている。
息を飲むほどの美しさだ。(^^)v
(ポストカードでどうぞ)
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ミラノ到着

第2章
ミラノ到着

離陸後,1時間ほどで飲み物のサービスが始まった。
いつものようにワインで乾杯。気が付くと夕焼けがきれいに見えた。
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続いて機内食。ワインの追加をいただいて完食した。(^^
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お酒はからきし弱いのに,サービスだと思うと,旅の開放感も手伝ってついついと。
おまけに,飛行時間は12時間半だし,まだまだ先は長い。
妻が残したワインも少しだけいただいて。(^^)

ん~,早くも酔いがまわってきた。(^^;
でも大丈夫。今回はバッグに胃薬を持参していたのであった。(笑)
「何もそこまでしてまで。。。」と妻。

ほろ酔い加減で,映画を楽しんだり,飛行経路を見たり,落語や漫才を聞いたり。
時には,エコノミー症候群にならないよう軽いストレッチも。
中間点でパンとコーヒー。到着2時間前に軽めの夕食が出る。^^
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ちょっぴりブロイラーのような気分を味わいつつ,やがてミラノ空港に着陸した。(^^)/
現地時間は12月26日19時20分。時差は8時間だ。気温は零℃。
入国カードの提出もなく,入国審査も簡単なものだ。
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さすが37名様の団体旅行。スーツケースの数も多い。
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ホテルには20分ほどで着いた。明日からの観光に備えて早めに,
といっても日本時間でいえば朝の6時ごろだが,ベッドに就くことにした。
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成田空港

2008.12.26
第1章
成田空港

集合時間より少し早く成田空港に到着した。
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出国ラッシュ前なのでそれほどの混雑はない。
といっても,出発間際のチェックインカウンター前には笑顔の人が並んでいる。^^
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電光掲示板で出発状況を確認すると,何と機材延着で1時間20分遅れ。
出発時間は,15時10分に変更されている。
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イメージ 4 機内食のサービスが遅れるので,マックで少し腹ごしらえをした。

団体受付カウンターでツアー担当者からチケットを受け取る。
JALのカウンターでチェックイン。全員集まったところで,添乗員さんから簡単な説明を受ける。

同行のツアー客はなんと37名。多いけど,楽しみだ。(^^
両替,出国審査を済ませ出発カウンターへ向かう。ちなみに1ユーロは131円ほどだった。
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出発まで時間があるので空港内をぶらぶらしていると,
「AKIHABARA」の文字が。覗いてみると「和」を基調にしたお土産店だ。
申し訳程度にSONYのお店があったが,外国人でなくても勘違いしそうな名前だ。
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搭乗時間がきた。ジャンボ機に乗り込む。満員の乗客を乗せて,
最初の訪問地ミラノをめざして成田空港を離陸した。(^^)
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プロローグ

プロローグ

平成20年は,年末から年始にかけて暦の並びがよい。
「ちょっと遠くへ行ってみよう」
永年元気で過ごしてきたご褒美も兼ねて,行き先は念願のイタリアに決定した。(^^)/

イタリアは,日本人が旅行したい国で常にトップクラス。
歴史が長い,自然が豊かで美しい,食べ物が美味しい。
世界遺産の数は,世界一の45カ所を誇っている。
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この際,「一気にイタリアを回ってみよう」。といってもイタリアは遠い。
見どころを短期間で周遊するとなるとちょっと自信がない。
ということで,久しぶりに添乗員さん同行の旅にすることにした。^^

インターネットで検索し,某旅行会社のツアーを選んだ。
北から南へイタリアを縦断。オプショナルツアーという余分な負担もなく,食事もオール込み。
まさに「いたれり つくせり たっぷり」のツアーだ。
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問題は寒さ対策。今回の旅は,緯度でいうと北海道稚内から秋田県ぐらいらしい。
ミラノ,ベネチアといった北イタリアは特に寒そうだ。(^^;
ダウンコート,ユニクロのヒートテック,ホッカイロなど寒さ対策をしっかり準備した。

最後までハラハラしたのは,休みが取れるかどうか。
キャンセル料覚悟で待つことにした。幸いにも何とか出発にこぎつけた。(^^)
さあ,出発だ。期待に胸膨らませて,いざ成田空港へ。

国内編 (5) 目次

国内編 (5) の目次です。
すべて「山陰・山陽の旅」です。
ご覧いただければ幸いです。

(出雲大社)
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(宍道湖の夕日)
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プロフィール

kawataka

Yahoo! ブログから通算して17年。マイペース、健康第一で頑張っています。

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