2009年10月

北斎館

北斎館

岩松院から北斎館への途中に、「フラワーガーデンおぶせ」がある。
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回遊式の花壇と熱帯植物の温室とで構成されている。
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花を愛でたり、食事をしながらのんびりしたいところだが、今回はその余裕がない。
園内を一周して、記念写真を撮って、お目当ての北斎館に向かった。

北斎は、80代半ばに、豪商高井鴻山の支援のもと、
岩松院や地元の祭り屋台の天井絵を描き残している。当時の小布施は、繁栄を誇り、
北斎をはじめたくさんの文人を惹きつける魅力ある町だったという。^^

駐車場に車を止めて北斎館に向かう小路にはこんな壁画が。
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朝から降ったり止んだりだったが、いつの間にか雨も上がっている。(^^
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北斎館の見どころは、天井絵のある2基の祭り屋台と、
大切に受け継がれてきた北斎の肉筆画を数多く収蔵していることだという。(^^)
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館内は、5つの展示室に分かれている。
マルチスライドによる「画狂-北斎と肉筆画」、掛け軸や屏風などの肉筆画などが
分かりやすく展示されている。絶筆に近い制作になる肉筆画「富士越龍」もある。

残念ながら、ここも館内は撮影禁止。いつものようにポストカードでどうぞ。
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小布施 岩松院

小布施 岩松院

信州2日目だ。今日の予定は、朝一番、久しぶりに上高地へ行って、
美ヶ原、霧ヶ峰を経て蓼科高原に向かう予定だった。
ところが、なんと小雨まじり。(^^;

上高地に行っても、雄大な景色は見えないだろう、ということで、
急遽、予定変更。小布施に行くことにした。
数年前に計画していたが、急な仕事で断念。いつか行きたいと思っていた町だ。

小布施は、江戸の浮世絵師・葛飾北斎が晩年に住み、
画業の集大成を図った地として有名だ。栗の町としても知られている。
高速を北へ。途中雨が降っていたが、小布施に着くころには幸いにも雨は止んでいる。^^

まずは、北斎や小林一茶ゆかりの寺「岩松院」へ。
果樹園の広がる、のどかな山近くにあった。
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ここでの見どころは、北斎最晩年の作「八方睨み屏風図」だ。
本堂大広間に入る。案内に従って天井を見る。
21畳敷きという天井いっぱいに、鳳凰が五色の翼を広げている。(^^)
(写真撮影不可ですので、いつものようにポストカードで。)
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現存する北斎の絵の中では最大の作品らしい。
神々しいほどの光彩を放っている。鉱石を混ぜた植物油性の岩絵の具を使っていて、
当時のままに極彩色が保たれているそうだ。^^/

裏庭に小さな池がある。桜が満開になる春には、
何百というヒキガエルが集まって求愛する「カエル合戦の地」として有名らしい。
1年のうちの約5日間、昼夜の区別なく約500匹のカエルが合戦をするそうだ。
う~ん、観てみたいものだ。^^
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合戦の様子を見て、小林一茶が詠んだ歌が
「痩せ蛙 まけるな一茶 是にあり」
その句碑が池の側に立っている。
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時節柄、ヒキガエルはいなかったが、
アマガエルが一匹、アメンボウがたくさん遊んでいるのが見えた。
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信州蕎麦

信州蕎麦

松本城からホテル近くまで帰って来た。
さすがに少し疲れた。ということで夕食。信州といえば、やっぱり「お蕎麦」♪
松本駅近くの「手打ちそば」という看板に誘われるように、お店に入った。
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壁には、ずらっとお酒の銘柄が並んでいる。
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まずは、店長お奨めのお酒を。
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お品書きに目を移すと、美味しそうなお蕎麦が。
迷った挙句「お蕎麦と天ぷらのセット」を注文した。(^^v

待つこと10分少々。大きなお盆に配膳されたお蕎麦に天ぷら、茶碗蒸し。
その量の多さに驚いた。^^/
店員さんがニコッとして「ごゆっくりお召し上がりください」
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イメージ 7 お店にはこんなポスターが。
お蕎麦は消化吸収がよい。
また、たんぱく質をはじめカルシウム、鉄など多くのミネラルを含んでいる。
そのため、骨や血、筋肉を作るのに役立ち、子どもの成長促進に最適。
さらには、老化を防ぐビタミンや血圧を下げるルチンなども含まれているそうだ。^^

お酒の追加をして、じっくりと味あわせていただいた。
満足感いっぱい、ほろ酔い加減でホテルに帰った。(^^)v

国宝松本城

国宝松本城

旧開智小学校からの帰り道、再び松本城へ。
さすがに周りは薄暗くなってきた。
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松本城の公園内に入る。ジョギング中の人が1人、2人。人通りはほとんどない。
松本城がうっすらと見えてきた。ライトアップされているが、明かりは抑えめ。
三脚は持参していなかったので、脇を固めて何枚か撮ってみた。

肉眼では、真っ暗に近いが、さすがデジカメ。
随分と明るく写っている。(^^
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松本城は、全国に12残る木造の天守閣を持つお城で、国宝に指定されている。
5層に見えるが、武士の集合場所が3階にあって、実際は6階建てだそうだ。
漆喰の大壁と下見板張というそうだが、白黒両方のコントラストが美しい。(^^)/
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旧開智小学校

旧開智小学校

観光パンフレットを見て、絶対に行ってみたいと思ったのが「旧開智小学校」
明治初期に建てられた日本で最も古い小学校の校舎の一つということだ。(^^)

蔵のまち中町通りから北へ。やがて松本城が見えてきた。
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しかし、開館時間をとうに過ぎている。
20年以上も前にお城に上ったことを思い出しながら、お濠の周りから見学。
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白と黒のお城に、赤い欄干が彩りを添えている。^^/
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イメージ 4 ライトアップされることを期待しながら、
旧開智小学校へと先を急いだ。

10分足らずで旧開智小学校に着いたが、予想どおりこちらも既に閉館。
仕方なく門越しでの見学だ。擬洋風建築と呼ぶらしい。
校舎は、左右対称で、天使の彫刻が施されているのが見える。(^^v
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明治9年から昭和38年まで、実際に小学校として使われていたそうだ。
こんな校舎で勉強できたとは、何ともうらやましい限りだ。
内部には、明治時代の教科書や生徒の作品などが展示されているという。
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すぐ隣には、旧司祭館があった。
長野県内最古のものらしく、水色の外壁が美しかった。^^
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信州松本「中町通り」

信州松本「中町通り」

某月某日 (今年7月)、午後5時少し前に松本市に着いた。
涼しい。夕方とはいえ、いまは夏真っ盛り。さすが信州だ。
雨の心配はないが、曇が広がっている。

これまで、国内、国外を問わず、旅に出てあまり雨に降られた記憶はないのだが、
ちょっと明日からが心配だ。と思いつつ、松本駅近くのホテルにチェックイン。
すぐに夕食も兼ねて市内散策に出ることにした。

まずは、蔵のまち「中町通り」へ。
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通りのいたるところに、なまこ壁の土蔵造りの建物が並んでいる。
善光寺街道として栄えていたこの通り、江戸末期や明治時代に大火に遭ったことから、
火に強いなまこ壁の蔵通りになったという。その多くが今も現役で活躍中だ。
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築100年の造り酒屋の蔵を移築した喫茶店、お蕎麦屋さん。
はかり資料館なども見られた。
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よく見るとコンビニも蔵風。交番も。(帰り道で)
散策にぴったりの個性的な通りだった。
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プサン・ソウル旅行記の目次

プサン・ソウル旅行記の目次です。
ご覧いただければ幸いです。(^^)

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(景福宮)

プロローグ
初のプサン、韓国新幹線、韓定食。。。楽しみ多い旅になる予感 (^^

関空からプサンへ
いざプサンへ。ウオン安に恵まれて♪

プサン駅
総ガラス張りの近代的な駅舎。駅前広場も美しい

ジャガルチ広場
東南アジア最大の市場。新鮮な魚介類、威勢のよい掛け声が ^^

PIF広場
釜山国際映画祭発祥の地。路面に俳優や監督の手形が

国際市場
闇市から発展。狭い路地に露店がひしめきあって

プサンタワー
120メートルの高さから市街を一望。さすが韓国第2の都市 !

地価アーケード街で「音楽祭」
夕食はプルコギに舌鼓(^^)/

韓国新幹線でソウルへ
快適な車内。時速300キロ。3時間足らずでソウルへ

新旧ソウル駅
近代的な駅舎と赤レンガ造りの対比が見事 ^^

南大門
火災で焼失、復興進む。一日も早い再会を望む

ビビンバの昼食
ジュージューと彩りも豊か。老舗の味を満喫 ♪

ソウル市内散策 (1)
韓国最古の明洞聖堂、生まれ変わった清渓川、近代的な鐘路タワー。。。

ソウル市内散策 (2)
鐘つき堂普信閣、芸術と文化のまち仁寺洞。。。

韓定食
大満足。次から次と小皿が並んで。。。^^v

ソウルの夜景
煌びやかな首都の夜。建物がきれいにライトアップされて

景福宮 (1)
壮大な規模。世界遺産に匹敵する王宮

景福宮 (2)
華やかな衛兵の交代式。記念写真をパチり^^/

東大門
いつまでも大切に残してほしい文化遺産

ソウル 面白 再発見 (?)
まち歩きって楽しい。いろいろな発見が

夕食はやっぱり焼肉
安くてボリュームたっぷりに大満足 (^^

サヨナラ ソウル
いよいよ帰国。機内食は「天むすとカツむす御膳」

エピローグ
充実した4日間。まだまだ見どころが残っている v(^^)/

エピローグ

エピローグ

今回の旅は、3泊4日。とはいえ、充実した時を過ごすことができた。
駆け足とはいえ、プサンの街を散策できたし、念願の韓国新幹線にも乗ることができた。
前回食べ損なった韓定食もいただくことができた。(^^
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残念ながら、世界遺産の昌徳宮は、月曜閉館のため見学できなかったが、
その代わりとして行った景福宮は、さすが王宮。世界遺産に匹敵する素晴らしさだった。
思いもかけず、衛兵の交代式も観ることができた。^^v
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博物館では、韓国の歴史や風俗も垣間見ることができた。
すぐ近くにある大統領府青瓦台を見ることができたのもうれしかった。^^
まち歩きも存分に楽しむことができた。
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次の機会がいつかは分からないが、宿題 (昌徳宮) も残っている。
ハイレベルの韓定食も味わってみたい。
ソウル近郊の世界遺産水原や板門店にも足を延ばしてみたい。

まだまだ楽しみが残っている。(^^)/

終わり

サヨナラ ソウル

2009.2.14
第21章
サヨナラ ソウル

今日は帰国日。金浦空港から羽田を目指す。

飛行機の出発は、午後1時なので、
午前中、どこかへ行こうと思えば行けなくもないが、のんびりすることにした。(^^
ホテル近くのパン屋さんの2階で軽く朝食を取った。
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街の様子を見ながら、次はいつ来ようか。どこへ行こうか、などとのんびりと。
そういえば、ソウルでは、日本と比べてレートが安かったので、余分に両替した。
財布の中で (ちょっとオーバー気味だが) ウオンが唸っている。(笑)

ホテルに帰って、身支度。地下鉄で空港へ向かう。

空港へは1時間ちょっとで着いた。
金浦空港は、仁川空港と違って、羽田に直行するのでありがたい。
主役の座を奪われた (?) とはいえ、明るくてきれいな空港だ。^^
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お土産の買い増しをして、いよいよ出国だ。
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飛行時間は、2時間足らずなので、国際線とはいえ機内食は簡便だ。
今日のメニューは、天むすとカツむす御膳。(^^)
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飛行時間が短いので、映画を観る間もなく、3時前に羽田に着いた。(^^v
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夕食はやっぱり焼肉 (^^)/

第20章
夕食はやっぱり焼肉 (^^)/

ソウル最後の夜は、やっぱり焼肉。^^v
ということで、明洞に帰ってきた。この付近は、高級店が多いが、
値段の割にボリュームがあるというお店を選んだ。

(ここから先、コメントはいりませんよね。ハイ、大満足でした。)

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プロフィール

kawataka

Yahoo! ブログから通算して17年。マイペース、健康第一で頑張っています。

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